家族の生活動線

子供部屋の間取りを決める

子供がいる家庭の場合、子供部屋をどこに設置するかはとても重要になります。二階建ての家であれば、二階のどの位置に子供部屋を置くかを決めておくことをおすすめします。階段近くの場所ではなく、階段から離れた場所に設置する方が子供が小さいうちは安心です。子供が寝ぼけて部屋を出て階段から転落してしまうなどのリスクを減らすことができます。また、階段近くに寝室を置くと、リビングとの行き来が多い奥さんには便利でしょう。子供の人数によって部屋の間取りを決めるのはもちろんですが、子供が巣立った後でも活用できる工夫をしておくことが大切です。ドアや壁で仕切らずに可動式の棚などで間仕切りをしておくと、子供が巣立った後にも活用できるでしょう。

ドアの位置や玄関から水回りへの動線確保

生活をしていく中で、家事動線というものがどれだけ生活を豊かにするかご存知でしょうか。玄関から重い荷物をもって、リビングを抜けてからじゃないとキッチンがないといった間取りですと、手間もかかります。逆に玄関からキッチンに抜けるドアがあるだけですぐに荷物を運ぶことができるのです。このように家事をする時の動線確保というのは生活の質を上げてくれます。また、玄関からユーティリティーに直結できるようになっていれば、ウイルスなどを部屋に持ち込まずに手洗いうがいが可能となるでしょう。生活動線を意識して間取りを決めること、使う人にとって利便性が良いかをしっかり確認し、シミュレーションしてみることをおすすめします。